‐地域貢献プロジェクト‐

滋賀県守山市の特産品である「守山メロン」。

厳しい品質管理下で手間暇をかけて丁寧に育てられたメロンは県外のファンも多く、毎年行列が出来るほど人気のあるメロンです。

そんなメロンの樹や葉を草木染めの原料として利用できないだろうか?きっかけは社内の雑談でした。

当たり前の事ですが、実を採取した後は茎や葉は廃棄されたいました。加えて刈取る手間と捨てる為の場所も必要だったのです。

そこで、自分達がもともと持っていた草木染めのノウハウを生かし、継承してきた織物の技術を組み合わせれば、良い循環を生み出す事が出来るのではと考えました。

染色は、化学染料を多用した一般的な草木染めと違い、原料をぐつぐつ煮出した抽出液を使う、昔ながらの本草木染めで染めていただきました。
この方法だと効率は良くありませんが、植物そのものが持っている色を出す事が出来ます。その色は「命の色」とも呼ばれ、同じ色は二度と出す事が出来ません。

同じ植物が存在しないからです。手染めが「生きもの」と言われる所以です。

その大切に染められた糸を四千年という途方もない歴史を持つ「つづれ織り」で織り上げていきます。

使用する織機も動力を一切使わない昔ながらの木製の織機。カッタン、カッタンと音をたてながら、ゆっくりと職人が丁寧に織り上げます。

手織りは機械のように大量生産できません、全く同じものもつくれません。手織りも少し「生きもの」にも似ています。

丁寧に育てられ、丁寧に染められた糸を、丁寧に織っていく。

この取り組みを通して守山市の「守山メロン」と、同市の伝統工芸「つづれ織り」を今までと違う形で市外や県外に発信する事で地域の活性化、

そして地域への恩返しが少しでも出来たらというのが私達の願いです。

​丁寧に育て、丁寧に染め、丁寧に織っていく。

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