自然の豊かな色彩美を

​織物で表現したい。

「山水紫明」という言葉をご存知でしょうか。

山々は紫色に映え、澄んだ川の水ははっきりと見える、美しい情景を表した大和言葉です。

四季のあるこの国の自然は時折、心を揺さぶるような美しい情景を見せてくれます。その情景を暮らしに取り入れたいという気持ちは、今も昔も変わりないはず。だからこそ「大和言葉」や「二十四節気」が生まれたのではないでしょうか。私たちは織物屋として、その願いを糸に託しました。

「手織り」だからできること。

手織りの綴織に「割り杢」という技法があります。

それはより自然なグラデーションをつくるために、明治時代に編み出された技法です。使用する糸のヨリを解き、2分の1に分解します。2分の1の太さになったら異なる色の糸同士をヨリ合わせ、濃淡の2色が混ざった状態の糸をつくります。この糸を「杢糸(もくいと)」と呼び、絶妙の配分で織り込むことで繊細なグラデーションをつくり出します。

​割り杢は今まで特に注目されることなく、当たり前に使われてきました。しかし私たちは、機械では真似できない技法とその美しさに着目し、デザインに落とし込めないかと考えました。

新しい感性で再編集する。

 

今回の商品開発を共同で行ったのが、京都の「月虹舎」。

代表の野原氏は伝統的な文化やデザインをベースに、奇をてらうのではなく、女性ならではの視点で無理なく着物文化を伝え、企画・デザイン・販売までをおこなう活動をされています。

​「野原氏の感性」に「清原織物の技術と経験」をかけあわせ、二十四節気をテーマにミニマムで美しいデザインに仕上げました。

月虹舎 https://www.gekkosha.kyoto/

LINE UP

​商品詳細

《 懐紙入れ 》

<サイズ>

縦110×横185㎜

<素材>

絹 100%

<その他>

​マチの糸にも丈夫な天然絹糸を使用していますが、万が一切れた場合でもリペアも承っております。

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