CONCEPT
「伝統を織り込み、未来を綴る。」
STORY
「綴織(つづれおり)」は、およそ四千年の歴史を誇る織物。
古代エジプトから続いてきた長い長い歴史のバトンは、
文明と共に国境を越え、時代を越え、
人から人へと受け継がれ、やがてこの国にたどり着きました。
千年前のお話です。
こうして受け継がれた綴織は、その表現力の高さと美しさから
神社仏閣や上流階級の装飾品、結納式の袱紗や着物の帯など、
晴れ舞台やおめでたい席に相応しい
「最高峰の美術織物」として位置づけされるようになりました。
そして今、
文化や生活様式が変化していく中で、この歴史のバトンを
未来につなげる為に作り手として何が出来るだろうか。
私たちが見つけた答えは、
その伝統を破壊しない、革新もしない、
「現代の視点から綴織を再編集する」という事でした。
私達がものづくりを続けてきた滋賀は
美しい自然に囲まれています。
四季を通して変化する色や匂い、光。
この場所でつくる自分達だからこそ、
感じられる事をプロダクトへ織り込んでいく。
今までとこれからのために出来ることをやろう。
そんな思いから、このブランドを立ち上げました。